コンピューターサイエンス教育週間中の2015年12月12日、世界各地のApple Storeで開催されているスペシャルイベントの1つとして、Apple Store, Shinsaibashiにて「Inspired to Code ナイトズーキーパー」と題して、弊社サムエル・デビッドソンと言上和也が登壇いたしました。
コンピューターサイエンス教育週間とは?
コンピューターサイエンス教育週間(Computer Science Education Week)とは、6歳から18歳の子どもたちのコンピューターサイエンスへの関心を高めることを目的にした毎年恒例のプログラムです。
コンピューターサイエンス教育の拡大に励む非営利組織Code.orgが、世界350人のパートナーと10万人の教育者によって支えられた草の根運動として、このコンピューターサイエンス教育週間を開催しています。
彼らは世界中のすべての子どもが平等にコンピューターサイエンスを学ぶ機会が与えられるべきと提唱し、その理由として問題解決のスキルや論理的思考、創造性、つまり21世紀で成功するための能力の育成に役立つからと考えています。
日本でも昨今プログラミング教育に注目が集まっていますが、その関心度は世界レベルで、その背景としてCode.orgの活動や、それを支える人たちの功績があると思います。
今年2015年のコンピューターサイエンス教育週間は12月7日から13日で、この期間、世界各地のありとあらゆるところで、コンピューターサイエンス教育に関するイベントや「Hour of Code」と題したワークショップが開催されていました。
Appleも世界各地のApple Storeでコンピュータープログラミングの基礎を学べる無料のワークショップやイベントが開催されましたが、光栄なことにそのイベントに私たちが協力させていただくことができました。
初めにこのお話をもらった時はただただ恐れ多く、正直私たちにつとまるのだろうかと一瞬悩みましたが、気づけば二つ返事で快諾していました。
Inspired to Code ナイトズーキーパー
日本ビジネスプロデューサーのサムことサムエル・デビッドソンとエンジニアの言上の二人で講演したこのイベントのタイトルは「Inspired to Code ナイトズーキーパー」。 創造力と教育、教育とテクノロジー、テクノロジーと子どもたち、の視点で二人に熱く語っていただきました。
サムが初めにナイトズーキーパーの誕生にまつわる話、ナイトズーキーパーにこめられたブランドメッセージを紹介し、子どもたちになぜ創造力が必要なのか、エデュテイメントやEdtechの話とからめスピーチしました。
そして、その想いが詰まった私たちの日本での最初のプロダクトとなるiOSアプリ「ナイトズーキーパーの不思議な動物園」を会場のモニターに映しながらデモンストレーションを行いました。
続いて、エンジニアの言上からは「ナイトズーキーパーの不思議な動物園」の魅力と、その開発ストーリーを。 少し難しい開発の話を簡単に紹介し、最後は開発者の先輩として子どもたちが開発者になるためのお話をしました。
イベント後は、ご来場いただいた教職員の方とICT教育について貴重な意見交換をさせていただくこともでき、とても有意義な時間を過ごす事ができました。そして、このような機会をご提供いただき、また無事にイベントを終えることができたことをAppleならびApple Store, Shinsaibashiの皆様に感謝いたします。
本当にありがとうございました!